昔、昔のこと 1
ラジオの第一声、テレビの第一画。
日本で初めてラジオから声が流れたのは、大正14年3月22日、朝9時30分のこと。
その内容は「JOAK、JOAK、こちらは東京放送局であります」といういたって事務的なものでした。
とはいえ、東京市民はみな、この第一声を固唾をのんで聴き、人の声が宙を飛ぶことの神秘に打たれたといいます。
テレビの第一画は、それよりずっと遅れて・・・と思いきや、なんと翌大正15年12月には、もう実験に成功しているのです。
浜松高等工業の高柳健次郎教授がこのときブラウン管に映した、カタカナの「イ」が日本で初めての画像でした。